【山行①スイス・ユングフラウ地方】アイガートレイル Eiger Trail
絶好のアイガー日和。
圧倒的な存在感のアイガー北壁。
山が好きな人でもそうじゃなくても聞いたことあるかな?アイガー北壁!
むちゃむちゃすごかった!
そしてここを登ろうと思う人がいることに衝撃。
私は見るだけでおなか一杯。
いや~行ってよかった!!
概要
スタート地点:クライネシャイデック Kleine Scheidegg 2061m
経由地:アイガーグレッチャー Eigergletscher 2320m
ゴール地点:アルピグレン Alpiglen 1616m
時間:10:10発 15:30着
行動時間:3時間25分(休憩 約2時間)
全行程:9.57 km、登り363m、下り815m
※行動時間と全行はアプリ[bergfex Touren]の記録
おススメ度
山登りをする人からの「グリンデルワルドで1日時間があるんやけど、どこがいい?」
ならここをおススメします!!
ポイント:眺望の良さ!ユングフラウ三山と氷河にどんどん近づく感じ。そしてなんといってもアイガー北壁!
レベル:中級
時間:4時間10分(ユングフラウ・アイガーウォークの登りは1時間10分にしてます)
もしかさらに距離を伸ばしたかったら、
スタートを変えて
+メンリッヒェン→クライネシャイデック(初級、1時間30分、王道コース)
もしくはゴールを変えて
アルピグレン→ブランデッグ、グルンドもしくはグリンデルワルド(所要時間不明)
とかをつけ足してもよいと思います!
最高の眺め!アイガートレイル
絶対に行きたかったアイガートレイル。
(地図にも案内にもEiger Trailってちゃんと書いてます!!)
概要でお気づきの方もいるかと、、、休憩2時間て(どんだけ休憩するねん!)
つまりそれくらい気持ちがいいのです!
ずっと眺めていたいポイントが多くて、
ついつい足を止め、お昼ご飯ものんびり♪
そして最後に書く小話の理由もあり(よかったら読んでね!)
時間に余裕があるから、心にも行動にも余裕だらけ。笑
そんなわけでとにかく素晴らしい山行。
ではでは山行記録に移ります。
クライネシャイデック→アイガーグレッチャー Jungfrau Eiger Walk
下りの標準コースタイム 0:50~1:00
グリンデルワルドからクライネシャイデックまでは登山鉄道でラクラク移動。
備考)・30分に1本
・Half Fare Travelcardで15.5CHF
・所要時間 約30分
クライネシャイデックでトイレと準備体操をしていざ出発!
トイレ近くに飲み水くめる場所がありました。
クライネシャイデックからアイガーグレッチャーまではゆったりとした上り。
急登もないのでちょうどよいウォーミングアップ。
時たま走るユングフラウ鉄道沿いを歩きます。
貯水湖Fallbodenseeの傍を通り、トンネルをくぐって、牛さんとも遭遇しながら楽しい山道。
もうすぐアイガーグレッチャーというところで分岐、どちらも駅の表示はあるので地図で道を確認。どうやら電車マークもある左が王道らしいが、右のほうがより氷河に近くなるのでそちらを選択。もしか危なそうな道だったらここまで戻ってくればいいさ!
そしたらその道が正解!岩場だがスペースのある見晴らしのいい場所で何グループかが立ち止まっていたので、私たちも氷河を背景に記念撮影。
そして歩き始めてすぐに「バーン!」と大きい音がして振り返ると、氷河が落ちてる!落ちた瞬間は見てないけど白い雪?氷の流れが見えた!もう少し広場で眺めとけばよかったな~と思いつつ、氷河ってホンマに流れてるんや!と感動。
砂利の細い坂道を気を付けて歩いてアイガーグレッチャーに到着。
11時半くらい、つまりここまで1時間20分。登りで写真も撮ったりしてたからそんなもんかな。
アイガーグレッチャー→アルピグレン Eiger Trail
標準コースタイム 2:50~3:00
ここからが本命。
アイガーグレッチャーの駅でトイレを借りて、いざ出発!
元の道が工事中らしく迂回路の表示に従って歩きます。(Umleitung 迂回路、新単語を習得!)
(ってか迂回って臨時やんな?ちゃんとした道でさすがスイス!)
小さな上り下りはあるもののしっかり整備された道で歩きやすい。
そして右手にはアイガー!
(ユングフラウ地方はじめての私たちはまだ山を見分けることができず、この壁?これ?向こうちゃう?と周りの人に聞かれたら恥ずかしい会話をしながら進みます。笑 壁だらけやねんもん。
ちゃんとアイガー北壁の登り口着いたら案内板もあるし、ベンチやら原っぱでみんな休憩してるからわかったで!)
アイガー北壁直下についたところでお昼休憩。
写真の記録を見ると12:50~13:10の1時間20分はそこにいた模様。汗笑
アイガーを見たり、反対のメンリッヘェン方面の山並みを見たり。
岩登りコースにチャレンジしている人を見つけて応援したり。
今日は時間たっぷりあるからいいやんな!笑
休憩後も気持ちのいい道を歩く。歩く。歩く。
がれ道や雪渓も一部残っていた。そこそこ下りの感じも出てくるから、ひざクッションを意識して。
そして滝。こわいこわいとビビりながら近づいて水しぶきでひんやり。
そのあとはじぐざぐの下りでアルピグレンへ。
アルピグレンにはレストランもあってビール飲んでご飯食べたり、ケーキやコーヒーでまったりしている人も。私達は節約でレストランには入らなかったけれど、景色もいいのでゴールの目標にしてもいいかもです!
(個人的な思い出やから小さめ。この道の途中で同じホステル滞在の父娘に遭遇。今からアイガー北壁の横の岩登りするらしい!そんなに本格的じゃないから!って。え、ホンマ!?女の子、大きく見積もっても中学生くらいやねんけど?しかもアイガートレイルを登ってからの岩登り。すごすぎ!そして、女の子がホステルですれ違う時は恥ずかしそうに挨拶する感じやったけど、満面の笑顔でときめいた!!かわい!
その後、ちゃんとホステルで無事再会しました。父娘で山旅行ってステキ!)
ちょうどいいタイミングで登山鉄道も来たので、グリンデルワルドまで帰って今日の山行完了!楽しかった!
しょうもない小話 kobanashi
本当はユングフラウヨッホまで行く計画だったんです。本当は。
グリンデルワルド1034m、ユングフラウ鉄道駅3453m、展望台3571mで一気に鉄道で上がると高山病になる人もいるって読んで、(だいたいそのまま上がってるみたいやったけど)
クライネシャイデックからアイガーグレッチャーまで高度慣らしも兼ねて歩いて、
アイガーグレッチャーからユングフラウに鉄道で行って、
展望台を満喫してから、アイガーグレッチャーまで戻って歩き始める!
なんて名案!!
ただコロナ対応で「席の予約を強く勧める」で予約の仕方が分からなくて、
グリンデルワルド入りした前日にインフォメーションに行くと、
明日は午前は全て予約済み。帰りも最終便しか残ってない。とのこと。
そんなに人気なんや~!って思ったけど、また来ることあるやろうってことで歩きだけに変更。 (気持ちの切り替えかなり早め。笑)
でも実は、席の予約してなくてもチケットさえ買えれば乗れたらしい!
同じホステル宿泊のおじちゃんが教えてくれた~
1本は見送ったけど列に並んどけばいけるよ!って。
クライネシャイデックで見たたくさんの人は並んでいたのか~
確かに「席の予約を強く勧める」で絶対ではなかったか。
インフォメーションでの質問の仕方を反省しつつも、
窓口のお姉さんも安全対策やからホンマは行けるけど~みたいなこと言えへんかったかもやし、 今回は「ま、いっか」てなわけでした。
最後まで読んでくれてありがとうございます!
とりあえずこの記事が私のブログ1本目になりそうです。
ホントは地図とか載せれたらいいな~と思ってたけど、著作権やらややこしそうやからなしでアップロードします。
続きの山行も書くぞ~!