【山行④スイス・ツェルマット】ロートホルン→フルアルプヒュッテ
今日の目的地はフルアルプヒュッテ。
とりあえずマッターホルンを眺めながらのんびりのんびりデイ。山小屋泊はそこが魅力。山行も大変じゃないコースを選択したので、ぼちぼち行きましょう。
概要
スタート地点:ロートホルン Rothorn 3103m
経由地:ステリゼー Stellisee 2537m
ゴール地点:フルアルプヒュッテ Flualp 2620m
時間:11:30発 14:00着
行動時間:2時間30分(休憩 約40分)
全行程:4.4km、上り96m、下り570m
※全行程はKarten der SchweizのHP測量で確認(やや曖昧)
おススメ度
色んな歩くコースがあるのでレベルや時間に合わせて選べるのが魅力。
高いところまで一気にケーブルカーとゴンドラで行けるから楽々。ゴンドラ駅すぐではなくて、ちょっと歩いていくレストランをお探しの方にちょうどいいと思います!
ポイント:まさにマッターホルン!の方角がこちらからの眺めです♪
レベル:中級 スイスの白赤白(Bergwanderweg)
時間:1時間50分(下りメイン)
ツェルマットからロートホルンへの楽々移動
スイスの山岳交通機関の発達に感謝
ツェルマット Zermatt 1620mからスネガ Sunnegga 2288mまでは地下ケーブルカー。(約5分)
スネガからブラウヘルト Blauherd 2571mまではゴンドラ。(約7分)
ブラウヘルトからロートホルン Rothorn 3103mまではロープーウェイ。(約6分)
備考)・Half Fare Travelcardで25.5CHF
・所要時間 約18分
・Harf Fare Travelcardを併用する場合はオンラインでは購入不可。券売機で購入しました。
一気にいけばあっという間に上がれちゃうけど、私たちは駅ごとにのんびり景色を楽しんでいたので、地下ケーブルカーの駅を9時半に出発したのに、ロートホルンから歩き始めよう!となったのは11時半、、、2時間もかかってる。笑
ツェルマットからスネガまでは地下―ケーブルカー。標高差約680mを一気に駆け上がる。びっくりするくらいむちゃ速い。
そこで相席したのがこれからタンデムパラグライダーをするお二人。余裕のあるインストラクターのお兄ちゃんと少し雑談。「ルツェルンから来たよ!」と言うと、「エンゲルベルグでパラグライダーしたことがあるけど、湖と山があってすごいよかった!ツェルマットとはまた違っていい景色だよね~!」とのこと。プロのパラグライダーの人にそう言ってもらって、なんだか褒めてもらった気分。そう!ルツェルン位置する中央スイスはアルプスみたいなものすごい高い山はないんやけど、湖に山、広がる牧草地でよい景色なんです!!お客さんであるおっちゃんはどうやら少し緊張しているみたいで口数少なめ。初めてのパラグライダーらしい!いい景色が見れるといいね~!
スネガは駅併設のレストランが絶好のマッターホルンの展望台になっていて、ここでのんびり食事をしながら日光浴なんてのもステキだな~と。すぐ近くにライゼーがありますが、明日はここをゴールに設定しているので今日は上から見るだけ。子供用の遊具もたくさんあって楽しそう。
ブラウヘルトまではゴンドラで上ります。レストランは営業してなかったけど、冬メインなんかな?リフトの乗り場もありました。ここから色んなところへ行くハイキングコースもありますが、今日は楽々コースを選んだので私たちはロープーウェイ。ロートホルンまでロープーウェイなら6分やけど、歩きなら1時間40分の上りになります。ロープーウェイは15分毎に出ていたので乗継は気を付けた方がよいかと思います。景色に見とれてて乗り遅れるとしばし待つことになっちゃうしね。(ま、いい景色やからそれはそれでいいけど!)
ロートホルン、ちょうど私たちが行ったときは絶賛工事中でレストランもトイレも開いてませんでした。テラスのベンチに腰掛けて景色を楽しむ人や持参したランチを食べる人。周りにはモニュメントがたくさんあって、見えている名峰の石と初登頂した人と日付、その山にまつわる名言等が記されていました。それぞれに写真を撮っていたら意外と時間がかかってしまいました。名言はなんと日本語でも!びっくり!
ではではやっとこさここから出発です!
(日焼け止めを塗りなおそうと思ったら、気圧の変化のせいかクリームが噴き出るというハプニング。笑確かにツェルマットからやと1500m上がってるしな、気を抜いていた。。笑一気に標高が上がる時はお気をつけくだいませ。)
ロートホルンからフルアルプヒュッテへ
案内の標識に従って歩きます。工事車両が通れるようになのか、かなり広くて砂利の道を下ります。脇の草が生えたところを歩いたりしてうまい具合に下りました。どちらにしても砂利はすべるし、草のとこはぼこぼこやし注意は必要ですが、難しくはないです。Oberrothornの分かれ道までは約15分の下り。ここから上りたい人はコースタイム1時間10分だそうです。
ロートホルンの駅から約1時間半で3415mまでいけるってなかなかすごい!日本だと3000m級に上るとなるとそこそこの気合と時間が必要な気がする。上ることも候補には入れていたけど、私たちはフルアルプヒュッテから氷河により近づくハイキングをしよう!ということで、上までは行きませんでした。さらなるいい景色は待っていると思います。
フルアルプヒュッテまでは広くてマウンテンバイクも走る道と狭い歩きだけの道が入り混じります。広い道はおそらく冬場のスキーコースではないかと推測します。狭くて歩きでしかいけない道の方が楽しい!
Oberrothornの分岐から1時間でステリゼーSteliseeに到着。この湖まで下りなくてもフルアルプヒュッテには行けるのですが、ステリゼーは逆さマッターホルンが見れる湖!ということでお昼ご飯を湖沿いで食べたくて下りてきました。
ステリゼーはさすが人気スポット、たくさんの人が湖周りでのんびりピクニックしたり、泳いだりしていました。最高の景色を眺めながら贅沢なお昼ご飯。やや風があって逆さマッターホルンには巡り合えなかったけど、また明日のお楽しみ♪
ステリゼーから約15分でフルアルプヒュッテに到着です。今日の第一の山行完了!
フルアルプヒュッテからのちょこっとハイキングと山小屋情報、翌日の帰途については別記事で書くことにします。
小話 kobanashi
今日はヘルンリ小屋で買った限定Tシャツをおそろいで着てうきうき。ペアルックはなかなかせんけど、色違いやし、山やしいいやんな!ってことで。
するとなんと!ステリゼーからフルアルプヒュッテの間でヘルンリ小屋のTシャツを着ている女性とすれ違い、、、「こんにちは~」と挨拶をしてきてくださり、私たちも「こんにちは~」
色まで同じやった!やはり日本人好みのデザインなのか。ってか、おそろで着てた気づかれたかな~ってちょっとはずかしくなった。笑
普段のツェルマットは日本人多いって聞くけど、今はコロナで日本人というかアジア人が少ないからかなりびっくり!たった一言の挨拶やけれども、夫婦の会話以外で日本語を発することはないからちょっとうれしかった。
というお話でした。では。