【山行①-αスイス・ツェルマット】山小屋情報 モンテローザヒュッテ
モンテローザヒュッテ Monte Rosa Hütte
はじめに言っときます。
ここは簡単に行ける山小屋ではありません!
しかし、氷河の中州にあってマッターホルン・氷河・モンテローザ・リスカム等の絶景の真ん中にいるような。とっても素晴らしい場所にあります。山小屋自体も2010年に新しく建てられており設備の充実度きれいさも言うことなしです!
私たちがこの小屋を選んだ理由は、ツェルマットで氷河歩きがしたい!ということでガイドツアーを探す中で出てきたコース。一日で往復はきついので1泊でのご提案をいただいたからです。健脚であれば日帰りも不可能ではないですが、朝晩の絶景をも楽しめる山小屋泊はおススメです!ちなみに以前は片道2時間半程のコースで日帰りもできていたそうですが、氷河の後退によりコースが変わっていてコースの難易度は上がっています。(ツェルマット山行①②をよかったら読んでみてください♪)なので、日帰りをしている記録等もありますが、どんなレベルの人なのか、いつの記録なのかを注意して確認する必要があるかと思います。
HPはふたつ???
英語の選択があるとのドイツ語かフランス語選択だけのと。
(https://monterosahuette.ch/?lang=en)
(https://www.section-monte-rosa.ch/de/)
SACのHP、こちらは英語になりました。
(https://www.sac-cas.ch/en/huts-and-tours/sac-route-portal/2147000182/mountain_hiking)
ここから先の情報は滞在して分かったことですが、
その時々で変わることもあると思うので参考までに。口コミが知りたい人用です。
私達はコロナのロックダウン明けに滞在(2020年8月)。
個室ない山小屋なので大部屋に泊まってます。
基本情報
料金:一泊朝夕食付き 95CHF
コロナ対応費として一人当たり 5CHF
夕食:18:30
朝食:7:00/7:30、アタック組は2:00(チェックインの時に朝食時間を伝えます)
チェックイン:15:00以降
チェックアウト:?
・料金の支払いは夕食後。基本料金にプラスして飲み物とか軽食も合わせて支払います。
・予約はHPから(ガイドさんがしてくれました)
・キャンセルは宿泊前日の18時まで可能。その後は料金発生(要確認)
・最大宿泊人数120人(HPより)
・朝食はパンとチーズ。コーヒー、紅茶の基本セットでした。ヨーグルトもありました。しっかり食べれます。
・水は飲めないのでレストランで購入。
・朝食後に受付近くにお茶があり1人1Lまでボトルに入れることができます。私たちの時は少し甘めのお茶でした。
・インナーシュラフ必須。枕カバー必須。
・部屋は6~8人部屋が3階にわたってあるようです。2段ベット式で寝るスペースは広め。部屋の入口付近に人数分の荷物置きがあるのでザックはそこに置いて、枕元には必要なものだけ。
私たちの宿泊した日は各グループごとに部屋が割り当てられていました。(宿泊人数によると思います。コロナ対策としてもありがたい。)
・山小屋に入る時に登山靴や山道具をおける部屋があります。クロックスが用意されているので履き替えてから中に入ります。
・トイレは室内。水洗トイレできれいだった!
・洗面所もあります。シャワーも5CHFであたたかいお湯が出るようです。(未使用のため時間は不明)
だいたいこんな感じでしょうか。
コロナの対策はインナーシュラフ持参と入口にはアルコール消毒液を設置、食堂のテーブル間にビニールを張ってました。
食堂の席はグループごとに名前が書いてます。夕食はスープにサラダ、メインは料理名は分からないけれどごはんでした!珍しい!なんやろアジア風なんとか?サラダも山盛りで山行中は野菜不足になりがちなのでありがたい。デザートもありました!おいしかった!!
山小屋グッズはMammutのTシャツが数種類ありました。記念に買おうかな~と迷いましたが、ここまで来れたこと、絶景に満足していたので買いませんでした。ちなみにデザインのメインはMammut。モンテローザヒュッテってわかるのは肩?袖?の部分のマークのみで、このマークがメインだったらいいのに~と心で注文付けました。笑もちろんかっこいいんです!でもここでしか買えないレアさのアピールが小さい。もしくはマーク付きの小物とか?日本だと山小屋独自のTシャツとかてぬぐいとかあるけど、スイスではあまり見ない気がする。山頂アタックメインで観光客向けではないんかな、と納得させました。(絵はがきもありました!)
小話 Kobanashi
ガイドさんから聞いた話やけど、、、
このモンテローザヒュッテ、どこの国かは分からないけど「駐車場はどこですか?」とかいう突拍子もない電話があるそうです。苦笑
確かに新築になって設備はホテル並みやし、内装は木であたたたみのあるおしゃれな感じやけども、なぜそんな質問が???
しかし、日本語のガイド本にも「泊まってみたいツェルマットの山岳ホテル」という特集ページに載っていた。(ちゃんと山小屋とは書いてあるけど、こういう特集に入れると勘違いしちゃうんだろうな~発行が7年程前なので今はどうなってるか分かりません、、、)
そもそもツェルマットはガソリン車禁止で観光客が車で来る場合はTäschの駅前駐車場に泊めて、電車でツェルマットに入ることになってます。
このブログではビビらしたいわけではないけど、山行記録でもこの山小屋情報のページでも簡単に行ける場所ではないこと、相応の知識と装備が必要であることを書かせてもらってます。
もちろん十分なスキルと知識、体力があれば行けるので、自身の登山スキルを把握したうえで判断してほしいと思います。(もちろん当日の体調や天候もしっかり見極めるのも重要!)これ、登山の基本やんね!
ある人にとっては簡単でも、ある人にとってはこんなきついとこ行くの~ってのはあるあるやと思うので、登山は基本「自己責任」です。
山小屋情報はここまで。また思い出したら追記します。
しばらくブログをほったらかしていたので、記憶がちゃんとあるうちに(そろそろ危なくなってきた。汗)山行記録を書こうと思います。がんばろう!!