【山行①スイス・ツェルマット】氷河歩き ゴルナーグラート→モンテローザ小屋(山小屋泊 Monte Rosa Hütte)
どきどき!わくわく!
ついに氷河を歩く!
日本にも氷河はあるけど歩ける場所にはないから、これはスイスでしかできない!
いつ歩くの?今でしょ!笑
(一応補足。氷河歩くのはスイス以外でもできます!が、私たちの可能性って意味で!)
概要
スタート地点:ゴルナーグラート Gornergrat 3089m
ゴール地点:モンテローザヒュッテ Monte Rosa Hütte 2883m
時間:9:10発 16:30着
行動時間:7時間20分(休憩込み)
全行程:8.86 km、上り497m、下り730m
※行動時間と全行はガイドさんにもらった記録、上りと下りは地図で測定しました
おススメ度
氷河を装備・知識なしで歩くのはかなり危ないので、ガイドをつけるなりのちゃんとした準備は必要です。
その上でも興味がある!挑戦したい!という本気の方にはおススメです!
私たちは心の底から行ってよかったと感じてます。
なかなかできない経験ですし、いつまで氷河があるか、氷河の上を歩けるか分からない。(これは悲しいことですが)地球温暖化の影響で氷河は年々後退していて、スイスの氷河は100年後にはすべてなくなるとも言われています。氷河が後退することによってコースがなくなるところや、実際このモンテローザ小屋までのコースも1年前から新コースになり難易度がぐっと上がったそうです。旧コースは山行②で歩きましたが、クレバスが大きかったです。
ポイント:氷河!
レベル:上級 スイスの白青白(Alpinwanderwegになります。)
いつかスイスのハイキングコースの基礎編!みたいな記事書きたい
時間:4時間半
ゴルナーグラートへひとっとび!
ツェルマット8:05発のゴルナーグラート鉄道でゴルナーグラートへ向かいます。
備考)・Half Fare Travelcardで29.5CHF
・所要時間 約40分
・電車の本数少なめ?(要確認)
ガスガスガス。真っ白~眺めがよければ写真をたくさん撮るところやけど、おしゃべりを楽しみながら、わずかに見える風景に目を凝らす。笑
そしてびっくりするくらい人が少ない。売店のスタッフさんと一緒。すかすかです。ちょうどこの日からスイスのほとんどの州で夏休みが終わって学校スタートの日なので、観光客も減ったそうです。コロナやし、アジアとかからは来ないしね。
ゴルナーグラート近くになると雲を抜けそう。今日はどうやら雲が2層になっていて、1層目を抜けたようです。
モンテローザヒュッテまではローテンボーデンからのコースが定番ですが、私たちがツェルマット初ということで、せっかくだから展望台もいきたいでしょう、ということでガイドさんがこちらのコースを選んでくれました。あと、ローテンボーデンからは中級コース(スイスの白赤白 Bergwanderweg)スタートですが、ゴルナーグラートからははじめから上級コース(スイスの白青白 Alpinewanderweg)なので下りが急。意外と消耗するので若くて筋力ある方にはどうぞだそうです。
ゴルナーグラートでトイレを借りて、少し売店やレストランを見学、展望台で山の名前を教えてもらったり、準備体操していたら雲が取れてきてマッターホルン見えた!ちょっと惜しいけど!
いざ出発!気合十分。ここをスタートしてから氷河に入ったのが10:30くらいなので1時間20分かけて氷河に向かいます。途中でシュタインボックをみたり、お花のお話したり、のんびりのんびり。たしかに上級コースの下りだけあって、急ではあったけど、道はしっかり整備されているので分かりやすかった。写真にちらっと轍がみえるけどそこまで下りました。下った先の轍の部分は中級コースになります。ローテンボーデンからのコースと合流。下りきってから見上げるとゴルナーグラートだいぶ上。ここは上りたくないかな。笑
中級コースはほぼ平坦に感じる。そしていよいよ氷河か~と緊張感。氷河に入ると隠れるとことがないから、その前に”お花摘み”。この情報要る?笑でも後顧の憂いなく氷河に臨みたいやん!(スイスの山トイレ事情はいつか書けるといいな)
いざ氷河へ!!
ゴルナーグラート展望台で氷河を見た時の感想「立派!グリンデルワルドでも感動したけど、もっと近い!そしていまからここへ行くのか~」
氷河を目の前にした時の感想「これが氷河の入口?思ってたんと違う見た目や!」
常識かもしれんけど知らんかったもんで、こんなへんてこりんな感想です。白!氷!みたいなのをイメージしてたけど、土砂や石、おっきめの岩なんかも乗ってて、茶色でした。いつから氷河に乗ってるかは分からんけど氷河横の山から崩れて、一緒に移動するそうです。(へぇ~!笑)でももちろん氷河への第一歩は大事に踏み出しました!
そしてもちろんイメージしていた氷河!なところもあります!右の写真、、、なんかモードダイヤルずれてたかな?アートモードとかなってたかも。
氷河の上は絶対にアイゼンつけるわけではなくて、左の写真みたいに上に石があると凹凸があるので登山靴のままでも歩けます。しっかり踏みしめて歩きます。ガイドさんの指示で少し登山靴で歩いてからアイゼンとハーネスを装着。(ハーネスは使うかどうか分からないけど、必要なところはきっと足元不安定で、そこでつけるのは大変やから事前につけます。ザックに荷物として入ってるより軽く感じるしね!笑)
初アイゼンは楽しかった!すごいしっかり刺さって、かなり安定して歩ける感じがした!アイゼンすごい!アイゼンへの信頼感・安心感がかなりあります。
そして徐々にクレバス渡りが小さいのから大きいのにレベルアップ。わりと緊張しながらまたいでいきます。汗
クレバスは氷の割れ目。ここに落ちたら100%ではないけど死んじゃいます。見た目では分からない深さがあるし、怖い怖い。今はクレバスが”ここにあるで~気をつけや~”と丸見えで訴えてきますが、シーズン初めやったり、雪の後や本気のアルプスだと見えないクレバスもあるそうです。
写真には映ってないけどポールがあって、そこが基本コース。このポールを目印に歩きます。けど氷河は流れているのでコースも変わるし、クレバスのどこなら渡れそうとか先読みする力も必要。正直ポールは見つけれても、え?あそこまでどうやって行くんや?ってなりました。さすが上級コース。私たちはガイドさんにひたすらついていく。ホント自分たちだけじゃ絶対に歩けない。
氷河を歩くこと〇時間(時間不明。笑)氷河部分が終わるとガイドさんからアイゼン外していいよの指示と休憩タイム。町のパン屋で買ったパンでランチ。
そのあとは岩のごろごろしたコースを進みます。色んな岩があっておもしろい。足元には気を付けながら、でも次はここに足を置こうとかアスレチック感覚で私はこういう道好き。あと、岩に苔が着いてるところはそこに岩がやってきて何年も経っているということ。つまり安定していて落石の心配もほとんどしなくていいと教えてもらいました!なるほど!
モンテローザヒュッテが近くに見えるけど、なかなか到着しない。笑ニセピークではないけど、ここ回り込めばヒュッテかな?まだあるんかーい!っていうだまし討ちに会う感じ。あともうちょっとを繰り返し、ついにモンテローザヒュッテに到着!本日の山行完了!
結局コースタイムよりだいぶかかったけど、色々写真撮ったり、教えてもらいながらゆっくりのんびりとしたペースでのよい山行でした。アイゼン初めてで足に重りをつけて歩く感じやし筋肉痛にはなりそうやけど(翌朝筋肉痛でした)、疲労困憊にはなってない。ガイドさんが私たちのレベルを見極めて、安全に疲れずにいけるペースで歩いてくださったおかげ。ありがたや~
ゴールを目前にここでこけんといてや!着いてからも、小屋内の階段とかで足挫かんようにと細心の注意を払いました。到着の安心感から気が抜けて、なんてことないところでケガとかありそうやから。それくらいうれしかったし安心したってことな!
モンテローザヒュッテはすごい近代的!まわりの景色とのミスマッチ感がおもしろい。モンテローザヒュッテのことは別で書くことにします。
ちなみに夕方の到着時はこの景色でマッターホルンは雲に隠れてるけど、青空も出てるし、夜には星空見れるかな~と期待してました!しかし!!私達夫婦の雨を呼ぶパワーのおかげでガイドさんもびっくりの雨。笑満点の星空はまたもやお預けでした。もはやスイスの山小屋3回目で3回とも雨に遭遇するとは逆にすごいかもしれない。
今日の出来事 スイスの山岳救助ヘリ
岩の道をひょいひょい歩いてると岩の上におじちゃんとおばちゃんが。はじめは眺めいいところやしひなたぼっこでもしてるんかなと思って「ハロー」と挨拶したら、どうやら様子がおかしい。おばちゃんが足を挫いてしまって立てないそうです。
私たちのガイドさんが対応するのでしばし待機。イギリス人の夫婦で救助の呼び方が分からなくて、20代の子ども二人をヒュッテに行かせてるとのこと。歩けないならヘリコプターを呼んだ方がいいよと番号を教えて、途中でガイドさんに代わってどこにいるのかを詳細にお伝え。救助要請が無事に済んだので、先へ進みます。ほどなくヘリコプターの音がして、よかったと安堵。はじめて山で救助を呼ぶようなケガと遭遇して、やっぱり山はこわいな~と思いました。
たまたまプロのガイドさんと同行してたからいいものの(きっと自分たちだけやったら手伝いたいけど何もできひんし、調べる?ってあたふたしたと思う)、
たまたまあの夫婦もガイド付きの私たちが後から通りかかったからヘリも呼べて、場所も正確に伝えることができたし、
たまたま天気もよかったから待つ間も風雨で冷えて寒いという状況にもならず、
ホントに色々なたまたまが重なってケガしたことは大変やけど、その中でも最善の対応になったのではないかと思う。
(翌日談)朝食時に分かったことやけど、結局子どもたちは1泊して、自力で下山になったそうです。そしておばちゃんは足首の骨折だったそうです。涙
”先に行って救助呼んできて”の状況での山は焦るし緊張もするから子供たちはすごい心境で歩いたんやろうなと思う。
色んなことを考えた出来事でした。そして、その夫婦と別れてからの後はより一層の注意を払って歩きましたとさ。山はホントに何があるかわからない。
2020.9.11更新)岩の道の写真を分かりやすくしました。文章の手直し。
【山行まとめ】スイス・ツェルマット1週間満喫の旅
2020年8月 スイス・ツェルマット1週間満喫の旅
今回のテーマは
「ツェルマット満喫!」
「氷河を歩く!!」
「満点の星空見れたらいいな~」
7月のユングフラウ地方では雨に降られる日が多く、期待の山小屋では2回とも星空を見れる天気にはならず。星空のリベンジかけてます!
結果、、、
○満喫した!とにかくとにかく楽しかった!
○氷河歩きはホンマに一生に一回の経験!できてよかった!
○マッターホルンかっこいい!(他にも好きな山できた!)
○満点の星空!天の川に流れ星!見れた!!!
色んなコースに行っているので詳細はそれぞれ記録するとして、大まかにまとめます。
日程
1日目 移動日、途中下車で散策(シュピーツ、フィスプ)(ツェルマット泊)
2日目 山行①氷河歩き ゴルナーグラート→モンテローザ小屋(山小屋泊 Monte-Rosa Hütte)
3日目 山行②氷河歩き モンテローザ小屋→リッフェルベルグ(ツェルマット泊)
4日目 ゆっくりする日、マッターホルングレッシャーパラダイス観光(ツェルマット泊)
5日目 山行③トロッケナーシュテーグ→(Matterhorn glacier trail)→ヘルンリ小屋→シュワルツゼー(ツェルマット泊)
6日目 山行④ロートホルン→フルアルプヒュッテ、散策(山小屋泊 Fluhalp Hütte)
7日目 山行⑤フルアルプヒュッテ→スネガ(5-Seenweg)、帰途
コース選択
初級レベル なし(一部は初級レベルも含む)
中級レベル 山行③④⑤
上級レベル 山行①②(ガイドさんを申し込みました。アイゼン・ハーネスをレンタルしています。)
私達は30代夫婦、登山歴は7年ほどの中級レベル
”楽しく元気に安全に!”をモットーに危険なコースは避けています。
特別なスキルを持ち合わせていないので岩登りとかはしてないです。氷河はガイドを付けたら歩けるとのことで、2日間のプライベートガイドをお願いしました。
ただ初心者コースは人も多そうやし、せっかくなので歩きごたえのあるコース、ということで中級コースメイン。
しかも、いつか家族や友達が来た時に案内するかもということで、いわゆる王道コースは選んでいないです。
なので、"お散歩気分で行けるところ""子連れでも行けるところ"をお探しの方にお勧めできるのは
・山行②の最後の部分(ローテンボーデン→リッフェルベルグ)
になります。もちろん1時間以内で歩ける初心者向けハイキングコースやベビーカーを押して歩ける道も整備されてるので探してみてください♪
山行計画の参考資料
るるぶスイス
地球の歩き方(’13~’14) スイス アルプスハイキング
ツェルマット・ザースフェーの地図(スイスの本屋で購入)
SAC(Swiss Alpine Club)HP
Karten der Schweiz HP
Schweiz Mobil HP
色んなブログ・YouTube等(ありがとうございます!)
【山行まとめ】スイス・ユングフラウ地方1週間満喫の旅
2020年7月 スイス・ユングフラウ地方1週間満喫の旅
今回のテーマは
「スイスの山小屋デビュー」
(私は日本で山小屋泊経験ありやけど、旦那は初山小屋がスイスなんて!贅沢!!)
「ユングフラウ地方を歩き尽くす」
(いや、絶対歩き尽くしはできひんけどな。どんだけハイキングコースあると思ってるねん!笑
ちなみにスイス国内だけで6万5000kmのハイキングコースが整備されているそうです。地球1周が4万kmやから、、、1周半以上あります!)
ということでまるっと1週間をユングフラウ地方で過ごすことに。
結果、、、
○とにかくとにかく楽しかった!
○人生で初めて見た氷河!すごい!感動!
○1週間ずっと山を歩いていたのも初めて、達成感大。
色んなコースに行っているので詳細はそれぞれ記録するとして、大まかにまとめます。
日程
1日目 移動日、ブリエンツ湖クルーズ(グリンデルワルド泊)
2日目 山行①アイガートレイル(Eiger Trail)(グリンデルワルド泊)
3日目 山行②フルスト→ファウルホルン(山小屋泊 Berghotel Faulhorn)
4日目 山行③ファウルホルン→シーニゲプラッテ(ラウターブルンネン泊)
5日目 山行④ラウターブルンネン散策(ラウーブルンネン泊)
6日目 山行⑤グリュッチアルプ→ロープホルンヒュッテ(山小屋泊 Lobhorn Hütte)
7日目 山行⑥ロープホルンヒュッテ→ヴィルダースヴィル、帰途
コース選択
初級レベル 山行④
中級レベル 山行④以外全部(初級レベルの部分もありますが)
私達は30代夫婦、登山歴は7年ほどの中級レベル
”楽しく元気に安全に!”をモットーに危険なコースは避けています。
特別なスキルを持ち合わせていないので岩登りとかはしてないです。
ただ初心者コースは人も多そうやし、せっかくなので歩きごたえのあるコース、ということで中級コースメイン。
しかも、いつか家族や友達が来た時に案内するかもということで、いわゆる王道コースは選んでいないです。
なので、"お散歩気分で行けるところ""子連れでも行けるところ"をお探しの方にお勧めできるのは
・山行③のシーニゲプラッテ部分
・山行④ラウターブルンネン
になります。もちろん1時間以内で歩ける初心者向けハイキングコースやベビーカーを押して歩ける道も整備されてるので探してみてください♪
山行計画の参考資料
るるぶスイス
地球の歩き方(’13~’14) スイス アルプスハイキング
ユングフラウ地方の地図(スイスの本屋で購入)
SAC(Swiss Alpine Club)HP
Karten der Schweiz HP
Schweiz Mobil HP
色んなブログ等(ありがとうございます!)
【山行⑥スイス・ユングフラウ地方】ロープホルンヒュッテ→ヴィルダースヴィル
今朝は晴れ!
朝焼けは見えなかったけど、だんだん雲が晴れてきてユングフラウの山並みがきれいに広がる!!!きれーい!!
今日は山を下りて家へ帰る日。あっという間の1週間。楽しかった!
帰りまで気を抜かずに怪我なく終えれるようにがんばろう!
概要
スタート地点:ロープホルンヒュッテ Lobhornhütte 1955m
ゴール地点:ヴィルダースヴィル Wilderswil 584m
時間:9:00発 15:30着
行動時間:6時間30分(休憩時間記録なし)
全行程:13.6 km、登り282m、下り1652m
※全行程はKarten der SchweizのHP測量で確認(やや曖昧)
おススメ度
これは悩む、、、
正直おススメかどうかと聞かれると???
道自体は変化があって楽しいと思う。
長めの巻き道もあったり、放牧地の中を突っ切ったり、森の道を歩いたり、湖も見えてくる!
ただ眺めにスイス感なし。はじめにアイガー・メンヒ・ユングフラウを振り返ってバイバイした後は、いわゆる有名どころは見えなくなります。森の道はもちろん木に囲まれているし、、、
いいことあった!ラウタ―ブルンネンからヴィルダースヴィルまでの電車代が浮きます!なので、節約したい人はどうぞ。笑(ちなみにHalf Fare Travelcardで3CHF)
この道はおススメしないけど、ロープホルンヒュッテからの道は色々バリエーションに富んでるし、もちろんユングフラウの山並みを見ながら歩けるコースもあるのでご安心を♪
ポイント:スリルのある巻き道
ラズベリーとブルーベリーに出会える(時期は?)
レベル:中級
時間:山小屋のおばちゃんに聞いたところ3~4時間くらい
地図の測定では4時間20分
休憩込みの実測で6時間30分
ロープホルンヒュッテからの帰り道
ロープホルンヒュッテありがとう!
ヒュッテの裏に行く方面の矢印方向に向かいます。
昨日は雨で行くのをやめた湖横を通ります。きれい!
奥のギザギザの山の存在感!(名前確認しそびれた汗)
ここからゆるやかな上り道が少しとほぼ平坦な道。そして振り返るとユングフラウのきれいな山並み。これで見納め~
ヒュッテから約45分でこの写真の場所に。見えるかな?このずーっと続いている細いとこが道!
ん!?この巻き道、結構の迫力がありやしませんか?(こんなのへっちゃらだよ~という人とマジで?という人に分かれると思う。)
Höji Sulegg ってところの巻き道です。地図で測ったら約1kmありました。ちゃんと時間の記録がないけど、前後の写真の記録から30分はかからずに歩けました。
わお~結構ザレっぽいし気をつけなきゃ~と気を引き締めて歩きます。
スイスの道はちゃんと整備されてるけど、滑ってこけたりしたくないし緊張しました。ので写真はありません。
このザレの巻き道のあと少し上ると開けて下る道が見えます。
ん?牛さん?牧草地??
ここからが大変やった~
牛さんの牧草地、もちろんハイキングコースに指定されているので目印はちゃんとあるし、牧場主さんに怒られることはありません。
しかし昨日の雨の影響で足元がぬるぬる、水たまりもそこかしこに。しかも斜面の牧草地なのでぼこぼこぼこぼこで歩きづらい。(牛さんが歩きやすいにようなのか、轍みたいなのがあります。)かなり集中してあまり足に負担をかけないように足場を探すことに専念。下りが終わって平たんに近くなっても気は抜けません。まさにその日の牛さん放牧ゾーンなので、牛さんの脇を通り抜け、泥なのか糞なのかわからないところを滑らないように気を付けて歩きます。絶対に糞は踏んだな。。(ギャグではありません。笑)
牛舎と酪農家さんのお家の横を通ってどんどん下ります。
ここでミスが、そのお家近くで作業しているお兄ちゃんが気になってコースの印を見失った。轍があったのでお兄ちゃん(中学生くらい?)に「こっちで行ける?」って聞いたら、「まあいけるよ」という曖昧な返事。まあ行けるんやろうと思って進むと豚小屋。においもきつめやし滑るし、道どこやねーんってなってたら、豚さんのお世話をしに来たお姉ちゃん(高校生くらい?)が!!救世主!もう一回道を尋ねるとどうやら少し外れていたみたいで、「一緒に来て!」と正規の道まで出してくれました。
いや~助かった。大したところじゃなくて危険とかはなかったけど、においと(ぶたさんごめんなさい。酪農家さん本当に尊敬。子どもたちも手伝って偉いね!)足元の不安定さにだいぶダメージを受けました。
主人は滑った時に、なんとか持ちこたえて尻もちは免れたけど運悪くポケットからサングラスの袋を泥の中に落とし、、、あまりにくさいのでビニールに入れて厳重に縛ってゴミ箱行きになりました。
帰ってから気づいたけど、やっぱりこの牛さん豚さんゾーンの泥はやはり糞にまみれていたらしく、玄関に脱いだ靴からにおいが充満しそうだったので、すぐさま外へ出しました。汗笑
においがさわやかになったところで水分補給。
晴れて乾いていればただの下りなのに、雨上がりっていうだけで難易度が上がる気がする。
ここからは林の中を下り続けます。途中で階段も少し。昨日のどろどろの急登でむっちゃ滑るみたいな道を恐れていたけど、道もしっかりしていて気を付ければ大丈夫なくらい。
目的地はヴィルダースヴィルなので進行方向は右斜め前に進むイメージで道を選択すれば辿り着く。しかしSchwarzhoreにはいかずに下るジグザグ道のあとに予期せぬ情報が。黄色マークのハイキングルートが林にあるはずなんやけどロープで通せんぼ。注意書きを見ると”大雨で道が崩れたから通行止め”とのこと。むちゃショック。地図を見直して車道を行くのが次に近い道と判断。
もうこの時点で結構疲れてきてたし、アスファルトの道はいややな~と思って「タイミングよくバス来たら乗ろ!」って言ったけど、そこは山の中。都合よくバスが来るはずもなく、次は2時間後(ま、朝とかじゃないしな。涙)。頑張って足で下りることを決断。途中で車に抜かされるたびに、”乗せてもらえへんかな~コロナやし知らん人を乗せるヒッチハイクなんて今はできひんやろな~(いや、この旅行の直前に地元で若い女の子がしてたな。最強。笑)やし、マスクつけたとしてもこの泥だらけの我々二人、しかも糞臭いのは乗せたら大変なことになるな~ってかこんな場所をアジア人二人が歩いてて車の人はなんて思ってるかな~変なアジア人おるなって思われてるかな~”ってことを考えていた。笑
がんばったー途中で湖見えて元気出たー牛さんもいて平和な道やったー(棒読み)
途中、通行禁止のロープ張られている道に入っていく人見て、え?行けるん?ってか崩れたのってどこ?って思ったけど、地元の人は歩けるってわかってる場所かもしれんけど、危険は冒せないってことで通行禁止がなくなるまで車道を行きました。
ほぼほぼ車道で下りて、最後ほんのちょっとだけハイキングコースを歩けました。うれしかった!
そんなこんなで「疲れたーがんばろー」を繰り返しながら駅に無事到着。本日の山行完了!
結局この1週間で一番大変で一番長く歩くという結果に。
ずっと歩き続けるのが初めてやったし、天気もイマイチだったので、抑え目にしてたのもあるけど、最終日の下りで頑張らなくてもいいな、という結論。次回に活かします。
山行記録というか、大変だった話になってしまった。
そして、コース地図を載せれないから、一応地名書いてるけど本気でスイスの地図を見てコースを考える人にしか通じない。(通じる?いや要所要所の地名は書いてるはずやから、頑張ればコース取りは分かるはず。頑張んなくても直接コメントもらえればお返事します。確か地図も個人使用なら印刷とかもオッケーなはずやし。)
地図の著作権問題をクリアして載せる方法はいずれ探して、載せれるようになったら更新したい。切に願う。
小話 kobanashi
途中Schlipf?Schwarzhoreの分岐近くで、ちょうどここまで車道があって車で来れるんやけど、おばちゃんとおばあちゃんに出会う。道を確認したら、英語で頑張って話してくれた~ありがとう!!
そして「おばあちゃんが足がわるいからハイキングはできないけど、ここにベリーを採りにきたのよ!」ってことでラズベリーとブルベリーを食べさせてくれた。おいしかった!「雨のあとはたくさん採れるの~天然、まさに神の恵みね!」って。癒された~!
たしかにいっぱい濃いピンクのラズベリーがなってる!
【山行⑤-αスイス・ユングフラウ地方】山小屋情報 ロープホルンヒュッテ
ロープホルンヒュッテ Lobhornhütte
山小屋兼レストラン
ユングフラウの山並みを一望できるベストな立地
アクセスも山行⑤の記事に記載しましたがいくつかコースがあるので天候・体力で選べるのがいいところ。
最短コースだと1時間半ってのはかなりお手軽な感じがします。
私達がこの山小屋を選んだ理由は単純ですが、、、
・日本からのスイス山小屋ツアーに組み込まれている。
・ブログで情報見つけれた
からです。日本人がツアーで来るくらいなら、そこそこいい山小屋なのではないかという考え。
HPはドイツ語でした。正確な情報はそちらから読んでください。
自動翻訳とかあるし、英語とドイツ語似てるし、写真は何よりも参考になる!
(https://www.lobhornhuette.ch/)
SACのHPも英語選択してもドイツ語のままです。
(たまに英語になるところもある。すごく有名な山小屋とかコースなのか、私には不明です。)
(https://www.sac-cas.ch/en/huts-and-tours/sac-route-portal/lobhornhuette-2147000259/)
ここから先の情報は滞在して分かったことですが、
その時々で変わることもあると思うので参考までに。口コミが知りたい人用です。
私達はコロナのロックダウン明けに滞在(2020年7月)。
個室ない山小屋なので大部屋に泊まってます。
基本情報
料金:大部屋一泊朝夕食付き 70CHF
夕食:18:30
朝食:7:00~8:00、もしくは早く
Nachtruhe≒消灯時間:22:00
チェックイン:15:00以降
チェックアウト:8:30
・料金の支払いは夕食後。基本料金にプラスして飲み物とか軽食も合わせて支払います。
・予約はHPから(上記のHPどちからでも可能)
・キャンセルは可能だったはず。(予約後のメールを要確認)
・最大宿泊人数24人(SACのHPより)
・翌日のランチにサンドイッチあるか夕飯の時に聞いてみたらいいよ!って言ってくれた。(サンドイッチおいしかった!)
・朝食は7:00~8:00。パンとチーズ。コーヒー、紅茶の基本セットでした。しっかり食べれます。
・水は飲めないのでレストランで購入。
・シュラフ必須。枕はないから必要な人は持参。
(寝るときは部屋あったかかった。むしろ暑いくらいでした。)
・部屋はレストランのある母屋の2階?と離れに2部屋。私たちの部屋は8人部屋でした。離れは室内入口に靴箱あります。レストランは登山靴は脱ぐ決まりでクロックスが置いてありました。母屋と離れ、トイレ、近場くらいはクロックスでうろうろして大丈夫。
・トイレは外に小屋。男性女性各1つ(ぼっとんだったけどきれい!夜はろうそくに火がついてました。朝方は消えてた。)
・洗面台は3つくらいが外。
・レストランとトイレ、離れまでは外を移動。雨降ってると濡れる。
(雷なってたらトイレ我慢するかも笑。主人はこれが特に気になるそうです。雨もそこそこ大変だったけど、雷ならもっと大変って。気になる度合いは個人差ありですが)
だいたいこんな感じでしょうか。
コロナの対策は布団なくしてるくらいかな。毛布はあったからお借りしました。
あと、レストランに置いてあるボードゲームやら本の棚は使えないようになってました。不特定多数の人が触るの毎回全部消毒できないしね。
基本はいつも通りにしているようです。もともと大きい山小屋じゃないので人数制限はしてないそう。
レストランの席は同室の人が同じテーブル。夜ご飯はスープは各自に配られて、その後は大皿にサラダ・パスタの順にきてテーブルごとに取り分けるスタイル。もちろん取り分け用のフォークとかは別にあります!いや~おいしかった!!しかも大皿どーんは山小屋っぽい!おかわり可。私たちのテーブルはしなかったけど、食べ盛り時期の子ども4人がいるテーブルはおかわりしてた。
ちなみにチェックアウトはホンマに8:30でした。私たちの部屋は先に朝ごはん食べてから、戻って準備して出発しようスタイルやったけど、準備万端でザックは玄関に置いて朝ごはん組も何組か。8:30目指して朝食後に片付けしてたら掃除がやってきて、時間前やったからセーフ。隣の部屋から始めてくれました。
スタッフさんも見たところ3、4人で回してるから、掃除とか大変なんやろな。
ちょっとした個人的な思い出
同室の家族は7歳と9歳の女の子連れの家族。よく山登りをするみたいで子どもたちも小さいけどしっかり歩いてる!はじめに自己紹介したけど、覚えられなかった、、、日本人の名前はまだしも、こっちの名前は一瞬で耳を通り抜ける。多分相手もアジア人の名前は難しいだろう。でも、とっても気さくな家族で色々話せて楽しかった!
そしてこれはむちゃむちゃびっくりした話やけど、、、
夕方に「じゃあ湖に行こっか」って出ていって、どうやったか女の子に感想聞いたら「寒かった~」って。そりゃ私たちは室内でもフリース着てるし、外はかなり寒いもんな~と思ってたら、お母さんが「この子たち泳いできたのよ!着替えとタオル持っていってね!」!!!!!!え!泳いだん!!!この雨で激寒の中????すごいわこの子達!!!
あと、その家族はベルン在住やからドイツ語(多分スイスドイツ語)で会話してるんやけど、お姉ちゃんは学校でフランス語を習い始めているそう!英語よりも先にフランス語?って聞いたら、ベルン州はドイツ語圏とフランス語圏が両方あるから、英語よりも先にフランス語だそうです。
スイスは各州によって決めることが多いから、英語のところもあるそうですが、、、、さすが多言語の国!
そんくらい!こじんまり系の山小屋もよいです!
その他思い出したらまた追加します!
【山行⑤スイス・ユングフラウ地方】グリュッチアルプ→ロープホルンヒュッテ 山小屋泊Lobhornhütte
今日の目的地はロープホルンヒュッテ。
前回の山小屋では夜にがっつりヒョウに雨に降られて星空どころではなかったので、今回こそはと意気込んでいます。
がしかし、予報は雨。多分!?ってかうちら夫婦は雨を降らす確率高し。。。
まあ、雷がないだけよしとして元気に楽しく安全にいきましょう。
概要
スタート地点:グリュッチアルプ Grütschalp 1486m
ゴール地点:ロープホルンヒュッテ Lobhornhütte 1955m
時間:11:10発 14:45着
行動時間:3時間35分(休憩時間記録なし)
全行程:5.79km、上り719m、下り254m 予測タイム2時間45分
※全行程はKarten der SchweizのHP測量で確認(やや曖昧)
おススメ度
山小屋はこじんまりしていて好きな感じ!
日本からのスイス山小屋ツアーでも宿泊している人もいるので、いいんちゃう?
(ただし山小屋の感想は個人差あり、うちの主人はトイレが外を歩かないといけないことがかなりひっかかっているようです)
山登りをする人から
「時間に余裕あって(日本からくるとなると余裕ありとは言いにくいか。。。)
人が少ないところ歩きたい」
ならここかな?
人はかなり少なかったけど、それは雨故なのかちょっと王道からそれてるからなのかはわかりません。
ポイント:ヒュッテ近くのSulsseewliはきれい!
林の中の道が多い。
(直射日光はきつい日とか雨の日もある程度避けれてよいか!?)
小屋近くの岩はつるつるしてて見ていておもしろい!
レベル:中級
時間:コースタイム 2時間半
雨予報、、、コースと出発時間を思案
うちら夫婦はどうやら雨に降られる確率が高い。
天気予報と自分たちの体力を吟味してコース選択をします。
一応計画の時点からコース候補はいくつか挙げていました。
候補1:元気あって、天気よくて、長めに歩くなら
Lauterbrunnen→MürrenもしくはAlmendhubel
ゴンドラと鉄道もしくはバスとゴンドラ
MürrennもしくはAlmendhubel→Lobhornhütte 約5時間?
ただし、ゴンドラか電車でゴール地点に逆向きに行ってから歩き始める非効率なルート。
候補2:天気いまいちやったり、疲れとれてへんなーやったら
Lauterbrunnen→Isenflue ポストバスか歩き(ポストバスの本数少なめ、歩きなら)
Isenflue→Sulwald ゴンドラ
Sulwald→Lobhornhütte 約1時間半
候補3:その中間
Lauterbrunnen→Grütschalp ゴンドラ
Grütschalp→Lobhornhütte 約2時間半
候補1は山小屋へ向かう日が雨予報だったので前日の散策に一部盛り込んだ。(先読みすばらし!)ので却下。
候補2の1時間半は短すぎるし、帰り道で歩く可能性高いから却下。
候補3に決まり。けどゴンドラ乗らずに歩いていくのもありか?
しかしラウターブルンネン796mからグリュッチアルプ1489mでわりと標高差あるし、昨日ゴンドラで降りた時に見たけど結構な急斜面やったで。今日は荷物全部持つから重いし。
ってことで候補3を採用。もちろんゴンドラ乗ります。笑
山小屋への無事到着を最優先にします。
グリュッチアルプから出発!
グリュッチアルプまではゴンドラでひょいっと上がる。
備考)・Half Fare Travelcardで4.5CHF(SBBアプリで購入可)
・所要時間 約4分
・15分毎に運行(要確認)
ほとんどの方はそのままベルク鉄道に乗り換えてました。Mürren楽しんどいで~昨日歩いたけど、車窓から見える景色もまた雰囲気あっていいやろな~
そして、はい、雨降ってますね。予報通り。
9時からしばらく強めの雨が降る予報だったのでホテルでゆっくりめに荷づくりとかして、11時にグリュッチアルプ着。まあ、どんだけ雲の予報見ても雨に変わりはないから覚悟を決めるしかない。笑そんなたいそうな笑
ちゃんと案内板に山小屋が書いてる~がんばろう!
(写真撮りそびれてコースタイム不明。反省)
(ついでに雨故にほどんど写真なし。ある写真は載せるね!)
標識に従ってひたすら歩きます。歩きます。
林の中の道で木が雨を受け止めてくれる。これはこれで雨が少しはましになってる気がする。ラッキー!
歩き始めて1時間10分くらいで開けた場所に。(どうやら林道では写真を撮る気にならなかったらしいけど、ここのはあった!ちょっと小雨になってきてたかな。)
Sousbachは小さい川やけどちゃんと橋がかけられています。
そしてここからの急登が大変だった。
地図で測ったところ川が標高1650mから1790mまで一気に140m(大したことないように見える数字やな、汗)をじぐざぐ上ります。そしてこの道がかなり滑るどろどろどろ。きっと晴れが続いて乾いていれば、なんてことないただの上り。しかし、そこそこの雨のあとは大変。いや、これでも上りやからよかった方か。下りやったらかなり怖い気がする。必死で上ります。やっとこさ上りきって自分のズボンのどろどろ具合に笑う。
このあとは斜面に整備された道を歩きます。そんなに急じゃないけど、足元にも気を付けて。林ではないから、そこそこ見晴らしはいいんやろな、天気よければ。笑
Ars (2195m)を回りこんだところで反対側の道を歩く家族を発見!小さい川Sulsbachの両側に道があるみたい。きっとSulwaldからの道。ということは山小屋も近い!雨と泥とちょっとしたハプニングもあったけど、ここで元気が増しました!!もう少し!
Sulsbachの周りはきっと氷河で磨かれた”つるっ”とした感じの岩と緑。いい風景!
ここで山小屋で同じ部屋で寝ることになる家族と挨拶して、お昼ご飯食べそびれてたので、ほどよい岩に腰かけてパンを食べる。ここまでは道も細くて雨も降ってたから行動食をかじるくらいだった。
少し上ると分岐。家に標識がついてます。さっきのどろどろの急登で先に行ってもらったソロのお兄さんがいたので、主人がちょっと話しかけると
「ここの湖Sulsseewliがすごいきれいなんだよ!ここをみるために来て今から帰るんだ!」とのこと。日帰りなんや!あの急登をしっかり上っていたからさすがの脚力。そして湖は期待できるぞ!とりあえず山小屋について荷物置いてから行こう!!
ここから15分くらいで山小屋に到着。本日の山行完了!
ロープホルンヒュッテ
15時チェックインの前に着いたけど、ウェルカムドリンクのTeeを出してくれて(おいしかった!)部屋へご案内。離れの8人部屋。今日はさっきあった子連れの4人家族と私達の6人。
荷物軽くして湖に行くか!と思って歩き始めたら雨が。。。黒い雲も近づいてくる。これはやめとこ、明日は晴れ予報やしってことですぐ引き返してレストランへ。
私はホットチョコレートとケーキ、主人はビールで乾杯。今日も一日がんばりました。
山小屋詳細は別でまとめるので今日はここまで。
では雨の合間に見えた虹の写真で終わりにします。
二重になってるよ!わかるかな?
【山行④スイス・ユングフラウ地方】ラウターブルンネン散策
今日はのんびりデイ。連日の山歩きの疲れを癒す日。
とかいいながらわりと歩いちゃったけど。
まあ基本は平たんな道をのんびり、The 観光なコースを楽しんできました。
記録とか写真とか適当過ぎるけど、いいところでした。
概要
ラウターブルンネン Lauterbrunnen
↓ 歩き
シュタウプバッハの滝 Staubbach
↓ 歩き
トリュンメルバッハの滝 Trümmelbach
↓ ポストバス
シルトホルンゴンドラ乗り場
↓ ゴンドラ
ミューレン Mürren
↓ 歩き
グリュッチアルプ Grütschalp
↓ ゴンドラ
ラウターブルンネン
おススメ度
のんびり散策したい人。滝が好きな人はいいと思う!
ポイント:
シュタウプバッハの滝 滝の中に入れる!
トリュンメルバッハの滝 外から見えない岩壁の中の滝!ユネスコ世界遺産のなかにある滝!
ミューレンからグリュッチアルプの散策 登山鉄道の道はユングフラウ地方の山々のパノラマビューを眺めながらののんびりコース
レベル:初級
シュタウプバッハの滝
高さ297mから落ちてくる滝!ラウターブルンネンは滝がたくさんあるけど一番?有名なのかな。ラウターブルンネンの町の外れに右手にあります。かなり立派だから遠くからでもわかる。
みんな来ます。夜はライトアップしてます。元気な人は上ってます。
滝の横の道を上って、トンネルくぐって、岩の中を上ると滝の裏側に!ここはスニーカー以上の歩きやすい靴がいいと思います。
上った見晴らし台は思ったより高くはなかったけど、滝の裏からの風景ってなかなかないしおもしろい。そしてはじめは水量ありそうやけど、途中で崖にあたってしぶきになるから、意外と滝壺は小さくて川も小さめってのが不思議。
ここからWasserweg = 水の道の周遊コースの案内に沿って歩く。ちなみに周遊コースは約2時間と地図に書いてます。(プラスで滝の見学時間を加えてね!町のインフォメーションで地図もらえます!)
滝が右に左に見えて、滝の多い町であることを実感。写真は撮ったけど違いが伝えれなさそうなので却下。笑
途中で渡る川 Weiss Lütschineは”Weiss = 白”ってつく通り白い水が流れている!
トリュンメルバッハの滝
ユネスコ世界自然遺産 スイスアルプス ユングフラウ・アレッチ氷河のエリア内に位置する滝。はじめにエレベーターで第6の滝まで上ってから、あとは自分の足で階段を上り下りしながら10つの滝すべてを見学できる。ここも歩きやすい靴がいいと思います。
外からほどんど見えなくて岩壁のなかを流れ落ちる滝の迫力は写真では伝えきれないすごさ。水のパワーってすごいんだなと岩が侵食された形をみて感じる。水しぶきもものすごい。(レインウェアあった方がいいと思う!)夏でも岩の洞窟内でほとんど日陰で水もかかるのでひんやり気持ちのいい温度。
入場料11CHF(子供 4CHF)はかかるけど、行く価値はアリ!!ただ年齢制限があって前に並んでいた家族は残念ながら入れませんでした。(年齢覚えてなくて、、、幼稚園前くらいかな。確認してください。)確かにちゃんと柵もあるけど、小さい子にはちょっと危ないかもって感じでした。
ミューレンからグリュッチアルプの散策
バスとゴンドラで一気にミューレンへ。ゴンドラ乗り場までは歩いてもよかったけど、1時間弱かかりそうやったし、なんせ快晴で木陰のない道だったのでバス採用。
ゴンドラは20?30分毎に出るパターンなのでタイミング大事です。シルトホルンまで行きたい人は上までのチケット買ってね!私たちは山頂に雲が出てなかったら行ってもいいなと考えていたけど、あいにく雲で眺望なしだったので上まで行くのはやめました。
ミューレンからは色んなハイキングコースがあるので選び放題!
どこ歩くか決めてなかったけど、のんびり疲れを取る日にしてたので一番簡単な鉄道沿いのコースを選択。満足したら途中のWinteggから電車乗ってもいっか、くらいの感じ。途中でお昼ご飯のパン食べたり、眺めいいからとベンチで休憩してたら2時間くらいになったかな。ふつうに歩いたらコースタイムは1時間10分くらいだそうです。
山々が氷河がよく見える。反対側の崖の上の町ヴェンゲン Wengenもよく見える。こんな景色を眺めながら歩けて幸せ。
グリュッチアルプの駅でゴンドラに乗り込んでラウターブルンネンまで一気に下ったら今日の山行完了。
結局、時間と距離は歩いちゃったけど、高低差はほとんどないし休憩多めののんびりしたハイキングでした。楽しかった!